品質管理部の石川です。
先日、福島県会津若松市のお客様へ訪問してきました。
鋳鉄の製造メーカー様で、弊社には亜鉛めっきの塩化アンモン浴でのお仕事でつながりがある加工メーカー様です。
緊急事態宣言も明け、若干の往来も許される世情になりつつあるのを実感しています。
今回も事前に連絡をさせていただき、製品の納品と一緒に訪問させて頂きました。
亜鉛めっきの浴種には数種類あり、主にジンケート浴、シアン浴、塩化アンモン浴が採用されます。
弊社ではジンケート浴と塩化アンモン浴を採用しております。
自動ラインではジンケート浴、手動ラインで塩化アンモン浴という使い分けをしています。
塩化アンモン浴は導電性が非常に良く、鋳鉄などの表面がデコボコした形状には向いています。
液が酸性ということもあり、鋳鉄の巣穴から染み出てきた液が白っぽくなりにくいというのもメリットとなります。
弊社では素材ごとに合っためっき処理や、浴の選定、前処理の選定を行っております。
また、今回も遠方のお客様へ訪問させて頂きましたが、感染予防対策はしっかりと行ったうえで活動を重ねたいと思います。
さて、今回は会津若松市ということで喜多方らーめん…かと思いきや、去年訪問させて頂いたときに喜多方ラーメンは食べたので別のラーメンを食べました。
今回お邪魔したらーめん屋さんは「うえんで山鹿店」様です。
頂いたのは「会津山塩と帆立のらーめん」と「ミニチャーシュー丼」です。
一期一会とあって、どうしても欲張って食べてしまいますね。
極太ちぢれ麺、中太ちぢれ麺、細麺ストレートから選べますが、細麺ストレートをチョイスしました。
スープを一口頂くと、たっぷりのミネラルを舌に感じ、あとから帆立のうまみを感じる滋味深いスープでした。
山塩のうまみ、帆立のうまみのどちらも立たず、どちらも立てるという非常にバランスの良い味わいです。
麺をずずっとすすると、鼻腔を抜ける小麦の香りと帆立の香り、これもまたいい塩梅で感じることができました。
スープをいただけば山塩と帆立、麺をすすれば小麦と帆立、非常に贅沢な一杯でした。
チャーシューは豚バラが4枚、こちらもとろとろの柔らかチャーシューで、だしの風味にアクセントとなる動物のうまみをプラスしてくれます。
すべてにおいてバランスが良く、絶妙な味わいでした。
おいしかったです。
ごちそうさまでした。