すず

特徴

弊社のすずめっきの特長は鏡面のような仕上がりの光沢すずや、光沢はないもののシルバー発色をする半光沢すずを取り扱っています。 すずの金属特性として、非常に柔らかいため部品同士の摺動性を良くする目的や、昔からブリキといって食品関係で使われる鉄の防蝕目的にも使用されています。 テクノロジーが発展した近年でははんだ性や、導電性も評価され、電子部品のコネクターにも使用されるようになりました。 装飾面、表面の平滑さで有利な光沢すず、表面の柔らかさで有利な無光沢すずを取り扱っております。

光沢

光沢すずめっきは半光沢すずに比べて外観上の光沢が非常に強いです。 下地の影響を受けるので仕上がりは素材次第ではありますが、下地が鏡面であればそのまま鏡面で仕上がります。 また、半光沢すずめっきに比べると皮膜硬度が高いため、表面の状態は安定しています。 半光沢すずに比べると内部応力が高くなりますので、ウィスカの発生リスクがありますので、電子コネクタ部品の場合はいったんご相談ください。

半光沢

半光沢すず(もしくは無光沢すず)は、光沢すずに比べて当然ですが、光沢がありません。 半光沢すずの場合は下地の状態は重要ですが、目立たない場合も多いです。 光沢すずに比べるとウィスカ発生リスクが低いため、電子コネクタ関係では半光沢すずが利用される傾向があります。

用途例

各種接点端子、接点摺動部品、電子部品端子など

対応素材

銅、真鍮材。鉄やステンレスはご相談ください。