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素材のハナシ 工程のハナシ らーめんのハナシ

品質管理部の石川です。

 

今回御客様より、「ステンレスに無電解ニッケルめっきをしてほしい」とのご依頼がありました。

内容はめっきを弊社出しにという話ではなく、御客様の工程を見直したいというご要望でした。

ステンレスについたちょっとしたスリキズがめっき後にどのようになるかを見たいという目的になります。

 

ステンレスは錆びにくい金属として、一般的にも周知されています。

錆びにくい=化学的に安定しているということで、めっき業界では難めっき物とされています。

しかし「ステンレス めっき」などで検索すると、普通に検索結果に出てくるようになりました。

たしかにめっきプロセス自体は鉄に比べて工夫は必要ですが、「知っていればめっきできる」素材になってきたなと感じています。

 

今回弊社では塩酸でクロムによる不導体膜を除去し、その後はなるべく空気に触れさせずにめっき槽へ投入する方法を選びました。

ステンレスの番手、塩酸への浸漬時間、濃度、温度に各社のノウハウがあるかと思います。

 

御客様では今まで軽微なスリキズなどもNGにしていたようですが、めっき後に目立たないことさえわかればNGの数を減らせるため、今回ご依頼いただきました。

弊社では長年の工程なども、化学的見地や、弊社設備で出来ることのご提案で低コスト化を図ることができます。

御悩み事があればぜひお声がけください。

 

 

 

さて、今回は打ち合わせで燕市へ行ってまいりました。

打ち合わせが長引いてしまい、お昼に差し掛かりましたのでお約束のらーめんを頂きました。

 

 

横浜家系らーめんです。

東京に住んでいた時は家系だけでなく、いろいろならーめんにアクセスするのが容易かったですが、新潟に来て以来なかなか食べることが少なくなりました。

 

綺麗なレアチャーシューで、ぎゅっと豚のうまみを感じました。

豚骨スープに醤油のキレが懐かしかったです。

 

おいしかったです。ごちそうさまでした。