ニッケル（電気めっき）

特徴

ニッケルの金属皮膜は主に金属の防錆や、ほかのめっきの下地に使われます。 金属の特徴としては化学的な変化に強いので錆が発生しにくく、様々な素材の表面に直接めっきをすることができます。 空気中でわずかに変色するため、ニッケルめっきの上からクロムめっきを施すのが一般的です。 弊社では電気ニッケルめっき単体の取扱がなく、協力工場様へ依頼している光沢ニッケルめっきの取扱があります。

光沢

電気をかけてめっきをするため、電流が良く流れる部分と電流の通りが悪い部分で膜厚に大きく差が出やすいめっき種類となります。 下地のミガキ次第ではありますが、鏡面のように仕上がります。 ピンホールができやすいため、ニッケルめっきのみで仕上げるのは防錆目的はおすすめしておりません。 クロムめっきとの併用や、ニッケルが必要な場合は無電解ニッケルをおすすめしています。

用途例

主にクロムめっきの下地、装飾目的。

対応素材

鉄、ステンレス、銅、真鍮、鋳物など